やわらかなせかいを、散歩するように。
音から受け取る色や手触り、自然のなかで鮮やかに響きあう色を大切にして、透明水彩絵具で制作しています。
根底にあるのは「受容」です。
何物にも否定されることがなく、そのままでいることをおそれなくて良い場所。
迷いも悩みもいったん置いて、まず自分のためにエネルギーを使うことのできる空間。
そういったものを作品として届けたくて、制作をしています。
必ず描くようにしているのは、「ひかり」や「きぼう」にあたるもの。
それは、一息ついてまた顔をあげるときに、支えとなるものだからです。
ふわり揺れる、色と音のせかいをお楽しみください。
ワタリマコト